「衝撃的な試合の衝撃的な結末」 日本とベルギーの壮絶な死闘に海外メディア騒然
日本が後半に2点先制も、ベルギーに3連続失点を喫し痛恨の逆転負け
日本代表は現地時間2日、ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦でベルギーと対戦し、2-3で惜敗。後半に2点を先行するも、後半アディショナルタイムの被弾を含む3連続失点で痛恨の逆転負けを喫した。
優勝候補ベルギーを、あと一歩のところまで追い詰めた。立ち上がりから互角の戦いを演じると、後半3分、カウンターからMF原口元気が先制点を奪い日本が先制。さらにその4分後、MF乾貴士がペナルティーエリア手前から圧巻の無回転ミドル弾を突き刺し、4分間で2点のリードを奪う波乱の展開となった。
しかし、ここからギアを上げたベルギーは、後半24分、29分、そしてアディショナルタイム4分と立て続けに日本のネットを揺らし、白熱した打ち合いを3-2で制した。
英紙「インディペンデント」は「衝撃的な試合の衝撃的な結末」と綴り、「イヌイは世界の舞台で強烈なインパクトを残し、ピッチで最も危険な存在となった」と2点目を決めた乾に賛辞を送りつつ、「日本はタレントの潤いを見せつけた」とチームの健闘を称えた。
最終的には悲願のベスト8進出を果たすことは叶わなかったが、優勝候補の一角である強豪ベルギー相手に演じた互角の打ち合いは、W杯の歴史に刻まれる激闘となったに違いない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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