長友、悔しさを押し殺して“笑顔の帰国宣言” 「全てを出したので悔いはない」
ブラジルでの号泣から4年、悔しい逆転負けのなかでも完全燃焼
4年前の涙はなかった。「悔しいですけど、自分たちの全てを出したので悔いはないです」。7月2日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦、後半アディショナルタイムの失点で悔しい逆転負けを喫したが、DF長友佑都はどこかサバサバとした様子だった。
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後半途中まで日本の左サイドがベルギーを凌駕した。長友はMF乾貴士、MF香川真司とトライアングルを築き、好機を作り出した。
「強い相手に対して2点リードしましたけど、最終的に3点取られているので、自分たちの力不足かなと思いますけど、胸を張って帰ります」
2点のリードを奪うも、強力な攻撃陣を誇るベルギーに3失点。日本史上初となるW杯ベスト8の壁は厚かった。
「ベスト16で止まってしまったので、自分たちの実力はしっかり見直さなければいけない。日本サッカー、この経験を得て4年後に向けて、改善できることは改善して向かわなければいけない」
長友は反省の弁を残しながらも、「自分にできることは全てやったかなと思うので。負けて悔しいですけど、笑顔で、胸を張って帰ります」と語った。
2014年のブラジル大会では世界一を目標に掲げながら、グループリーグ敗退。長友はミックスゾーンで号泣した。あれから4年、あと一歩及ばなかったが、どこか晴れやかな表情でロシアの地を去ることになる。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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