先制弾の原口、悪夢の逆転負けに悔し涙 「もっとこのチームで前に進みたかった」
W杯初ゴールで均衡破るも「個人としても一歩足りなかった」
悔し涙が止まらなかった。
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「悔しいですけど……もっとこのチームで前に進みたかったですし、終わってしまったのが悔しいです」
衝撃的な逆転負けに涙を流したFW原口元気は試合後、言葉を振り絞った。
現地時間2日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦のベルギー戦、先発出場した原口は0-0で迎えた後半3分に試合の均衡を破る一撃を決めた。MF柴崎岳からのスルーパスに右サイドを抜けると、右足を一閃。自身にとってのW杯初ゴールで先制に成功した。
対峙したMFヤニック・カラスコとのマッチアップで足をつらせながらも必死に走り続け、同36分にMF本田圭佑との交代でピッチを去った。
「難しかったですし、圧力をかけてきたなかで僕らが耐えきれなかった。最後まで全員が必死にやっていましたけど、チームとしても個人としても一歩足りないのかなというのがあります」
終盤にギアを上げてきたベルギーに対抗できなかったと、原口は素直に認めた。
「さっきも言ったように、このグループでもっとやりたかったし、必ずベスト8に行けると信じてやっていたので、悔しさしかないですけど、また立ち上がらなければいけないですし、ここからこういう壁を越えていけるように頑張ります」
衝撃の大逆転負けに悔しさを露わにした原口は、この涙を成長の糧にすることを誓った。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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