元スペイン代表セスク、イエロ監督の“イニエスタ先発外し”を非難 「絶句している」
後半22分からイニエスタを投入もロシアに敗戦「こんな起用はふさわしくない」
スペイン代表のフェルナンド・イエロ監督は、ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦でMFアンドレス・イニエスタを先発から外す大胆采配を見せたが、延長戦、PK戦の末に開催国ロシアに敗れてベスト16で姿を消した。2010年の南アフリカW杯をともに制した元スペイン代表MFセスク・ファブレガスは、指揮官の“ゲームメーカー外し”に「絶句した」と批判を浴びせた。英公共放送「BBC」が報じている。
さすがの“無敵艦隊”も、11人で守りを固めるロシアに大苦戦した。イエロ監督がピッチに背番号6を送り出したのは、後半22分だった。攻撃の糸口を見出せないなか、イニエスタは決定機を演出しようと奮闘。しかし、ロシアの堅い壁は崩せず、相手の術中にはまってもつれ込んだPK戦に敗れて大会を去った。
W杯王者となった8年前の同僚セスクは、指揮官の起用法に憤慨していた。
「アンドレス・イニエスタにとってはおそらくスペイン代表で最後の試合だが、こんな起用法は相応しくない」
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