アディショナルタイムが狙い目? データ会社がベルギー戦分析、日本の勝率は「44.9%」
ベルギーは22戦無敗中、マルティネス政権で20試合23得点と量産中のルカクを止めろ!
日本代表は現地時間7月2日、ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦でベルギー代表と対戦する。ベルギーとの過去対戦成績は2勝2分1敗で、今回が6回目の顔合わせとなるが、データ分析会社「オプタ」は大一番を前に両チームのデータを公開。22戦無敗と約2年間黒星のない“レッドデビルズ”(赤い悪魔)を打ち破り、日本史上初のベスト8への道を切り開けるかに注目が集まる。
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日本は過去5大会でクロアチア(1998、2006年)、ベルギー(2002年)、トルコ(2002年)、デンマーク(2010年)、ギリシャ(2014年)と欧州のチームと計6回対戦。このうち得点したのは日韓大会のベルギー戦(2-2)と南アフリカ大会のデンマーク戦(3-1)で、残り4試合はノーゴールに終わっている。攻撃陣がいかに得点を奪えるかがカギとなるだろう。
対するベルギーは、2016年9月にスペインに0-2で敗れて以降、22戦試合で17勝5分と無敗を続けている。今大会トップの9得点を誇る攻撃は強力で、なかでもエースのFWロメル・ルカクはロベルト・マルティネス監督政権下で出場した20試合で23ゴールと荒稼ぎしている。
ただその一方で、オプタによれば、ベルギーは過去のW杯決勝トーナメント11試合中、無失点に抑えたのはゼロ。直近9試合中5試合はアディショナルタイムに失点しているという。日本にとっては、前後半の試合の終わり目も得点を狙う一つのチャンスになるかもしれない。
オプタ公式ツイッターは独自のデータを基にした予測として、日本のベルギー戦の勝率を44.9%と弾き出している。数字上、そして戦力的にもベルギー優勢のなか、西野ジャパンは日本サッカー界に「W杯ベスト8進出」という新たな歴史を刻むことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)