米メディア大注目 なでしことの3連続頂上決戦は「ヘビー級対決」
試合内容とは逆の結果
4年前のドイツ大会決勝で試合を支配していたのはアメリカだった。圧倒的な優勢を誇り、先制点を奪った。
しかし、日本は粘り強く戦い、宮間の同点ゴールで追いつく。延長前半にFWワンバックの追加点で突き放されてもあきらめず。土壇場にレジェンド澤が同点弾を決め、120分間の死闘は2-2のドロー。PK戦では3人連続でアメリカが失敗。対する日本は4人目のキッカー、DF熊谷がゴールを決めて初優勝を成し遂げた。
一方、2012年のロンドン五輪決勝では日本が美しい連動性で試合を優勢に進めた。だが、MFロイドに2ゴールを決められて1-2で敗れ、涙の銀メダルに終わった。
ヘビー級の対決と称されるファイナルにおける同一カード3戦目。決勝の舞台では再び試合を支配した側が涙をのむのか、それとも内容通りの結果となるのか。なでしこの戦いぶりを世界中が注目している。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
page1 page2