長谷川アーリアジャスールが恩師の下へ スペイン2部サラゴサに移籍

幼いころからの夢

 セレッソ大阪は2日、MF長谷川アーリアジャスールが7月5日付でスペイン2部のレアル・サラゴサに完全移籍すると発表した。この日、サラゴサの公式サイトでも、メディカルチェック後に契約を結ぶと正式発表されている。
 サラゴサは、昨年11月に日本で指導経験もあるランコ・ポポビッチ監督が就任。スペイン2部で6位に入ったが、昇格プレーオフに敗れて1部昇格を逃していた。長谷川にとっては、ポポビッチ監督の下でプレーするのはFC東京、セレッソ大阪に続き、3クラブ目になる。
 長谷川はセレッソ大阪の公式サイトを通じ「このタイミングでの移籍は本当に悩みましたが、小さいころからの夢であった海外へのチャンスを頂いたので挑戦したいと思い決断しました」と、決断への思いを語り、「監督、スタッフ、チームメートをはじめ、ファン、サポーター、セレッソに関わるすべての方々には本当に感謝しています。どんな時も応援してくださったり、苦しい時に仲間で励ましあったり、いろいろな経験をさせていただきました。J1昇格という目標を一緒には達成できませんがスペインからずっと応援したいと思います。皆さん本当にありがとうございました」とコメントを発表している。
 また、サラゴサの公式サイトでは、ポポビッチ監督の「長谷川は非常に優れた技術を持つMFでポリバレンスもある」というコメントを紹介している。
【了】
サッカーマガジンゾーン ウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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