西野Jと激突するベルギーが抱える“ある問題” 「もし日本戦で警告を受けると……」

 イエローカードを受けている選手を何人か抱えているベルギー代表【写真:Getty Images】
イエローカードを受けている選手を何人か抱えているベルギー代表【写真:Getty Images】

指揮官を悩ます主力の累積警告

 日本は現地時間2日、ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦でベルギーと対戦する。戦前から日本の圧倒的不利が各国メディアで報じられるなか、FIFAランキング3位の強豪国にも懸念材料があるという。米スポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド」が報じた。

 ベルギーは、グループリーグ3戦全勝で勝ち上がり、大舞台でも前評判通りの実力を見せつけている。だが、同誌はこのチームを率いるロベルト・マルティネス監督を悩ます問題について、こう指摘した。

「マルティネスは、イエローカードを受けている選手を何人か抱えている。特に、主力で言えば、センターバックのヤン・フェルトンゲン、ライトバックのトーマス・ムニエ、そして創造的ミッドフィールダーのケビン・デ・ブライネが該当する。この中の誰かが日本戦で2枚目の警告を受けた場合は、準々決勝で、その姿を見ることができないだろう。もし、彼らが次に勝ち進めばの話だが……」

 ベルギーが、日本を破って勝ち上がった場合、続く準々決勝では、ブラジル対メキシコの勝者と対戦する。その大事な一戦で主力を欠くぐらいなら、日本戦では温存するという選択肢もある。初優勝を見据えるマルティネス監督にとっては、難しい決断を迫られることになりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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