ベルギー主将アザール、黄金世代の悲願へ“主役宣言” 「間違いなく輝くべき時」
メッシ、ロナウドのスター敗退を受け、「最後まで行きたい」と決意
ベルギー代表は現地時間7月2日、ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦で日本代表と対戦する。2大会連続のベスト8進出を狙うなか、10番を背負うFWエデン・アザールは「輝くべき時。最後まで行きたい」と“自分の大会”にすることを誓った。
ベルギー代表は2014年ブラジルW杯と2016年欧州選手権でベスト8に進出。今大会前に発表された最新のFIFAランキングでは、ドイツ、ブラジルに次いで3位につける。キャプテンのアザールのほか、FWロメル・ルカク、MFケビン・デ・ブライネ、GKティボー・クルトワなどの“黄金世代”を擁し、近年の躍進で強豪国のイメージを植え付けてきた。
グループリーグ第2戦のチュニジア戦(5-2)で2ゴールを挙げているアザールは、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが16強で敗退となったことを受け、現地時間1日の前日会見で「君の大会にできるか?」と問われると静かに笑みを浮かべて言葉を紡いだ。
「そうなると良いね。今は輝く時だ。準々決勝、準決勝、決勝とベルギーのために戦いたいし、(僕には)素晴らしいチームメイトがいる。僕は一人孤独な選手じゃない。メッシやロナウドだけじゃなく、素晴らしい選手たちがW杯にたくさんいるけど、最後まで行きたいね」
“黄金世代”についても「間違いなく輝くべき時。いつだってグループでプレーしてきたし、一人で(気持ちが)はやってない。ともにプレーして全てを尽くし、何が起こるか見てみよう」と主役になることを誓ったアザール。世界制覇に向けて身長173センチの小さなドリブラーは前だけを見据えている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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