レジェンド澤に続く栄誉なるか!? 宮間と有吉が大会MVP候補に選出

最優秀GK候補には海堀も

 なでしこジャパンの司令塔MF宮間あや(岡山湯郷)と、DF有吉佐織(日テレ)が女子ワールドカップカナダ大会の大会最優秀賞に与えられるゴールデンボール候補に選出された。
 世界中に、そのテクニックを絶賛されている宮間は今大会2得点2アシストの活躍で、1次リーグ全3試合でプレーヤー・オブ・ザ・マッチにも選出されていた。なでしこジャパンの主将は、華麗なパスワークと緻密な連動性で「女性版バルセロナ」と呼ばれるチームの心臓部と評価されている。
 一方、有吉は足元の高い技術とドリブルでの仕掛けを武器に、右サイドバックで活躍。今大会1ゴールを記録し、1日(日本時間2日)のイングランド戦では先制点となるPKを引き出す突破を披露。プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出されている。
 他にもイングランド代表DFルーシー・ブロンズ、フランス代表MFアマンディーヌ・アンリ、ドイツ代表MFセリア・シャシッチ、アメリカ代表からはDFジュリー・ジョンストン、MFカルリ・ロイド、MFメーガン・ラピノーが候補として選出された。5日(日本時間6日)の決勝戦でなでしこと対決するアメリカ代表から最多3選手が選ばれており、日本はそれに次ぐ、2選手が選ばれている。
 2011年ドイツ大会のゴールデンボールは5得点の大活躍を見せたMF澤穂希(INAC)が獲得した。宮間と有吉には、2大会連続のなでしこからの選出に期待が集まる。
 一方、最優秀GKに与えられるゴールデングローブ賞候補には海堀あゆみ(INAC)が選出されている。アメリカ代表の鉄壁の守護神ホープ・ソロとドイツ代表GKナディーン・アンゲラーも候補に選ばれている。ソロは前回ドイツ大会でもゴールデングローブ賞に選出されている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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