元主将ルーニーがイングランドのW杯優勝を予言 トロフィー獲得は「今年のことだ」
ドイツ、アルゼンチンなど強豪国の敗退で1966年以来の優勝に期待
イングランド代表は現地時間3日、ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦でコロンビア代表と対戦する。1966年以来の栄光を目指すなか、米MLS(メジャーリーグサッカー)のDCユナイテッドへ移籍が決まったばかりの元イングランド代表FWウェイン・ルーニーが、「上手くいけば優勝できるはずだ」と後輩たちへエールを送った。
イングランドは現地時間6月28日のグループリーグ第3戦ベルギー戦に0-1で敗れ、2位で決勝トーナメント進出を決めた。米衛星放送「FOXスポーツ」の取材に応じたルーニーは「最初の2試合は素晴らしかったと思う」と語り、母国の戦いをこう評価している。
「多くの若い選手が多くのエネルギーを持って、高い位置からプレッシングをかけている。それに彼らはゴールを決められるし、素晴らしいゲームをしている。イングランドのファンからすればエキサイティングな時間を過ごせていると思うよ」
また、ルーニーは「いくつかのビッグチームがW杯を去っている。これは上手くいけばイングランドが優勝できる年になるはずだよ」と言及。ドイツやアルゼンチン、そして欧州選手権王者のポルトガルがすでに大会を去ったことで、イングランドに優勝のチャンスがあると感じているようだ。
イングランドは1966年の大会制覇以来、1990年の準決勝進出が最高でなかなか頂点に立つことができていない。次にトロフィーを掲げるのは「今年のことだ」と語ったルーニーは、母国の久々の優勝に向けて若い選手たちに期待を懸けていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1