昌子源、ベルギー戦へ日本史上初の“W杯ベスト8宣言” 「新たな歴史を作りにきた」
相手は格上ベルギーも「対戦するのは楽しみ」
日本代表は現地時間2日、ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦ベルギー戦に臨む。前日会見に西野朗監督とともに出席したDF昌子源は「日本の新たな歴史を作りにきた」と、日本史上初のベスト8進出を期している。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
日本はW杯グループリーグ初戦コロンビア戦で2-1と金星を挙げると、続く第2戦セネガル戦は2-2のドロー。同じ11人を先発に送り込んだ第1戦と第2戦から一転、6人を入れ替えた第3戦ポーランド戦は0-1と敗れたものの、イエローカード2枚差のフェアプレーポイントでセネガルを上回り、辛うじて2位通過を決めていた。
第1戦、第2戦と2試合フル出場を果たした昌子は、DF吉田麻也とともにCBコンビを組んで勝ち点4獲得に貢献。第3戦は未出場となったなか、チームはイエローカード2枚差のフェアプレーポイントでセネガルを辛うじて上回り、グループ2位で突破を決めた。
FIFAランク61位に日本に対して、ベルギーは同3位。下馬評では圧倒的にベルギー有利と見られているなか、昌子はベルギーの印象について「ルカク選手だけではなく、ベルギーには素晴らしい選手がいっぱいいる。対戦するのは楽しみ」と触れている。その一方で、「試合に入るメンタル的には、気持ちから勝っていかないといけない。自分が出た試合は、自分ならできるという気持ちで入ってきた。強いメンタルで戦っていきたい」と意気込んだ。
ベルギー戦でも先発が予想される昌子は、“強い気持ち”を前日会見から醸し出しており、「日本の新たな歴史を作りに来た。ベスト8以上を目指すためにこの大会に来た」と堂々と宣言している。
「ここからはいろいろなプレッシャーや期待がある。まずは自分の力を出すことが必要」
日本初のW杯ベスト8へ――。昌子は全身全霊を傾ける覚悟だ。
(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)