メッシ16強敗退の真実 スペイン紙がデータで分析「大会の半分を歩いて過ごした」

時速25kmを超えたのはわずか612mのみ

 今大会でメッシは31.619キロを走っているが、そのうち13.398キロ(42%)は0~7km/hの速度で記録。また約25%となる8.134キロが7~15km/hの速度となっている。25km/hを超えたのはわずかに612メートルのみだった。フランス戦では28.3km/hの最高速度を記録し、28度のスプリントをしているが、データはメッシがいかに“歩いているか”を表している。

 また、中央の高い位置でボールを受けるのを好むメッシだが、記事では、今大会はそのエリアで2度しかパスを受けられていない事実は重要なポイントだと語られている。

 シュート数に関してもアイスランド戦こそ11本のシュートを放ったが、クロアチア戦とナイジェリア戦では2本、フランス戦では3本しか打てていない。計18本のうち、枠内6本という状況を考えても、メッシにとっては苦難続きの大会だったことは数字が如実に物語っている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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