西野監督、ベルギー戦“PK前勝利宣言” 「あの精神状態を練習で作ることは不可能」
前日会見でPK戦の練習は行っていないことを明かす
日本代表は現地時間2日、ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦ベルギー戦に臨む。前日会見に出席した西野朗監督は「PK戦に至る前に決着をつけたい」と意気込んでいる。
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日本はW杯グループリーグ初戦コロンビア戦で2-1と金星を挙げると、続く第2戦セネガル戦は2-2ドロー。同じ11人を先発に送り込んだ第1戦と第2戦から一転、6人を入れ替えた第3戦ポーランド戦は0-1と敗れたものの、イエローカード2枚差のフェアプレーポイントでセネガルを上回り、辛うじて2位通過を決めていた。
一方のベルギーは初戦パナマ戦で3-0、第2戦チュニジア戦で5-2と2連勝でグループリーグ突破が早々に決定。第3戦イングランド戦も1-0と3連勝を飾り、グループ首位で通過を決めている。
日本とベルギーは2002年日韓W杯グループリーグ(2-2)で対戦した経験があり、バヒド・ハリルホジッチ監督が率いるなかで対戦した昨年11月の国際親善試合では0-1と敗れている。
延長戦を経てPK戦に突入する可能性もあるなか、「代表でないチームを預かってきたなかで、タイトルを獲れるか獲れないかでPK戦はありましたが、一度たりともチームとしてPKのトレーニングをして入ったゲームはない。あの精神状態をトレーニングのなかで作ることは不可能」と言及。PK戦の練習は行っていないと明かしている。
「日本らしい戦い」を掲げる指揮官は「PK戦前に決着をつけたい」と力を込めた。
(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)
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