「過小評価はしてない」 ベルギーの小兵FWが日本を警戒「昨年彼らと対戦したが…」
強力攻撃陣の一角を担うメルテンスが日本の印象を語る
日本代表は現地時間2日、ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦でベルギー代表と対戦する。強力攻撃陣の一角を担うFWドリース・メルテンスは、「容易なものなんて考えは決してない」と警戒心を強めている。
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セリエAの強豪ナポリに所属するメルテンスは、2016-17シーズンにアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインがユベントスへ移籍すると、公式戦34ゴール15アシストと大爆発。エースの地位を確立し、今季も公式戦22ゴール12アシストを記録した。
ベルギー代表でもFWエデン・アザール、MFケビン・デ・ブライネ、FWロメル・ルカクとともに、強力攻撃陣の一角を担う存在として君臨。初戦のパナマ戦では今大会チーム初ゴールも奪っている。チームもここまで最多得点を記録しているが、日本戦へ向けて「油断」という二文字はなさそうだ。ベルギーメディア「sporza」が、メルテンスのコメントを伝えている。
「次の試合が容易なものなんて考えは決してない。前回のW杯が、そんな考えでいるとあっという間に大会を去ることになると教えてくれたからね。決して日本を過小評価してはいないということだ。彼らは力強くコンパクトで、実際に初戦でコロンビアを打ち負かしている。それに、欧州のビッグクラブで活躍する選手たちも多く擁している。昨年日本と親善試合で対戦したが、ピッチが酷い状態にあって、参考にはならないね」
日本は小柄ながら、テクニカルかつ俊敏で、戦術的理解の深い選手が多いことについて、記者から体格とフィジカルを生かした戦い方を採用していくか否かを問われると、「それはまさに僕に尋ねなければならないことだね!」と身長169センチのメルテンスは笑いながらジョークを交えた上で、「日本に対して多大なリスペクトを持っている。簡単な試合になるとは思っていない」と気を引き締めた。
日本にとって、メルテンスは抑えなければならない最大の壁の一つとなりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)