「ハセが言ってました?」 西野監督が驚嘆、選手に謝罪で団結「本意でない選手も…」
指揮官の心情を汲む選手たち…「その采配は正しかった」
「本意ではないなかでやらせて、戦わせて、ブーイングがあるなかでピッチに立たせたということに対しては、そういう戦術を与えた自分がいる」
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選手たちに自らの思いを語りかけたという指揮官だが、その一方で決断の苦悩も口にしている。パス回しを指示したなか、ピッチ上の選手たちが必ずしも心情的に同じ思いを抱いているわけではなかったと補足した。
「それを実行してくれた選手たち。あの形が本意と思って戦っている選手もいたし、そうでない選手もいたと思う。でも自分の中でどっちかに振れた戦略・戦術を与えないといけない。あの瞬間的な中での選択だった」
ポーランド戦終盤に見せた日本の戦いぶりに対して賛否が渦巻いている。指揮官も「勝てばいい、結果が出ればいいということだけではもちろんないと思う」と重々理解しているだけに、選手たちに改めて謝罪した形だ。もっとも選手たちも指揮官の心情を汲んでいる。
「落胆された方も大勢いらっしゃると思いますけど、それでも結果的にベスト16に入れたのはポジティブ。その采配は正しかった」(FW武藤嘉紀)