負傷のウルグアイFWカバーニ、準々決勝出場へ意欲 「ピッチに立つためになんでもする」
2ゴールを挙げてポルトガル撃破に貢献
ウルグアイ代表はダブルエースの一人を欠いた状態で、難敵フランスとの準々決勝を戦わなければいけない可能性が浮上している。FWエディンソン・カバーニは、ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦でポルトガル相手に鮮やかな2ゴールを決めて母国を8強へと導いた。その一方で、ハムストリングを痛めて途中交代し、準々決勝出場が危ぶまれている。英公共放送「BBC」が報じた。
前半7分、右サイドでボールを受けたカバーニは、逆サイドに流れたFWルイス・スアレスへとパスを通す。そのまま一気にゴール前へなだれ込むと、スアレスの高速クロスにダイビングヘッドで合わせ、豪快な先制弾を決めた。
後半10分には、ポルトガルDFペペの一撃で今大会初失点を喫したウルグアイだったが、同17分にはMFロドリゴ・ベンタンクールからの横パスを受けたカバーニが、右足で流し込んで勝ち越しに成功した。
勝利の立役者となったカバーニだが、試合途中にハムストリングを負傷。ポルトガルFWクリスティアーノ・ロナウドに肩を借りてピッチを去り、後半29分にMFクリスティアン・ストゥアニと交代した。
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