W杯からの脱落はバロンドールに影響 メッシ、C・ロナウド時代に終止符、そして新時代へ
新たなバロンドール候補たち
では、バロンドールは誰の手に渡るのか――。
投票するジャーナリストは、個人のパフォーマンスだけでなく、コレクティブなパフォーマンス(チームへの貢献度=タイトル獲得)や、人間性といったバロンドールの伝統的な選考基準を考慮しながら、客観的に票を投じる。
この記事では、W杯優勝候補筆頭のブラジルのネイマールは、「彼はPSGで長い間離脱しすぎた」と、負傷による離脱期間が長かったことが選考に響くとして別の候補者を推している。
「候補は二人、フランスにいる。まずはグリーズマンだ。アトレチコでファンタスティックなシーズンを過ごし、今大会も2得点で、今後も増えていく見込みがある。ムバッペももはや挙げるべき存在だろう。キャノン砲は鮮烈で、強い印象を残しているのは明らかだ。対抗馬は、ベルギーからはアザールとデ・ブライネ、ウルグアイからはスアレスとカバーニ、スペインからはイスコとラモス、クロアチアからはモドリッチ、イングランドからはケインの名が挙がる」
ロシアの地でW杯を掲げた選手が、10年に渡って繰り広げられてきた「メッシ・ロナウド時代」に終止符を打つかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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