ムバッペは「怪物ロナウドの進化版」とスペイン紙絶賛 移籍金は最低286億円と評価
アルゼンチン戦で見せた19歳神童の衝撃、伝説の名手に比肩と称える
ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦のアルゼンチン戦で、フランス代表FWキリアン・ムバッペは2得点とPK獲得の活躍でチームを4-3の勝利に導いた。抜群のスピードとパワー、テクニックの三拍子が揃った19歳神童に対し、スペイン紙では「怪物ロナウド」の進化版と絶賛。そして今季の大ブレークにより、移籍金は最低でも2億2100万ユーロ(約286億円)に高騰したと評価している。
「ムバッペの価値はいくらなんだ?」と報じたのは、スペイン紙「マルカ」だ。レアル・マドリードの機関紙とも呼ばれる同紙は、“白い巨人”が獲得に動いた神童の現在の市場価値に迫っている。
アルゼンチン戦のムバッペの躍動については、1986年メキシコ大会のイングランド戦でのアルゼンチン代表FWディエゴ・マラドーナ、1958年スウェーデン大会のブラジル代表FWペレ、1998年フランス大会決勝のフランス代表MFジネディーヌ・ジダンというサッカー界の三大レジェンドに比肩するとし、「W杯のこのステージでここまで壮麗な個人パフォーマンスを披露した唯一の男たち」とまで称賛している。
そして現役時代に「怪物」と呼ばれ、バルセロナやレアルなどで活躍した元ブラジル代表の伝説的FWロナウドの「進化版」だと絶賛。全盛期のロナウドは技術、パワー、スピードに決定力と、いずれも規格外の能力を誇っていたが、ムバッペはそれを上回るという。
page1 page2