ハメスが右足負傷でイングランド戦出場に黄信号 コロンビア紙「ほぼ不可能に見える」
セネガル戦で負傷交代、2日続けてチーム練習で姿見せず
コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスが、現地時間6月28日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ最終戦のセネガル戦で負傷交代したが、3日に行われる決勝トーナメント1回戦のイングランド戦を欠場する可能性が出てきたと、コロンビアの各メディアが報じている。
ハメスは29、30日と2日続けてチーム練習でピッチに姿を見せず。決戦を3日後に控えながら、別メニュー調整が続いていることから、スペイン紙「マルカ」コロンビア版は「イングランド戦の前までにコンディションが回復し、出場できる状態になるのはほぼ不可能に見える」と記した。
コロンビア紙「エル・ティエンポ」によると、ハメスが今回痛めたのは右足で、チームドクターの診断結果は右ふくらはぎの違和感。患部には疲労があるが、重大な怪我ではないという。同紙も「イングランド戦に出場できる状態になるかどうかは定かではない」と、出場に黄色信号が灯っていることを強調。「ハメスはグループリーグ初戦の日本戦の前にも左ふくらはぎを痛めており、それが関係している」と患部をかばってプレーした結果、右足にも異常をきたした可能性があることを指摘した。
コロンビアサッカー連盟によると、患部の腫れは前日よりも引いてきており、筋繊維の断裂はないが出場の可否はチームドクターの判断によるという。ハメスは過去にも何度か、右ふくらはぎ下部にあるヒラメ筋を負傷したことがあり、古傷を再発させた可能性もありそうだ。
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