「会えるのを楽しみにしている」 ベルギー代表、香川の元同僚FWが“初対戦”に意欲
マンUとドルトムントで共闘したヤヌザイが香川に言及「素晴らしいプレーヤー」
日本代表は7月2日のロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦でベルギー代表と対戦する。史上初のベスト8進出を目指す西野ジャパンの前に、FIFAランキング3位の“レッドデビルズ(赤い悪魔)”が立ちはだかるが、グループリーグ最終戦で鮮やかな決勝ゴールを決めたFWアドナン・ヤヌザイが日本の10番について語っている。
6月28日のグループリーグ最終戦イングランド戦、今大会初出場となったヤヌザイは後半6分にペナルティーエリア内でボールを受けて華麗にステップすると、対峙した相手DFダニー・ローズを置き去りにして左足を一閃。矢のようなシュートを対角線上のゴールへ突き刺した。
1-0でイングランドを下したベルギーは3連勝でグループG首位となり、グループHで2位の日本と決勝トーナメント1回戦での対戦が決まった。ベルギーサッカー協会公式ツイッターは、6月30日の記者会見に出席したヤヌザイのコメントを紹介している。
「カガワはグッドガイで素晴らしいプレーヤー。彼に会えるのを楽しみにしているよ」
ヤヌザイと日本のMF香川真司は、マンチェスター・ユナイテッドとドルトムントでチームメイトだった間柄。昨年11月の国際親善試合では、香川が招集外、ヤヌザイも出場機会がなかったため、クラブシーンを含めて今回が初対戦のチャンスとなる。
ヤヌザイのポジションにはFWエデン・アザールやFWドリース・メルテンスら強力なタレントが揃い、出場は確約されていないが、お互いにロストフ・ナ・ドヌのピッチに立つことになれば、再会とともに鎬を削ることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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