ウルグアイが最強2トップの連携で先制弾! C・ロナウド擁するポルトガルを1-0とリードし後半へ
グループリーグ無失点のウルグアイがカバーニの一撃で先制
ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦が現地時間30日に行われ、南米の強豪ウルグアイが最強2トップのコンビネーションで先制点を挙げ、欧州王者ポルトガルを相手に1点リードで前半を終えた。
先制点を奪ったのはウルグアイの強力2トップだった。前半7分、右サイドからFWエディンソン・カバーニが糸を引くような弾道のサイドチェンジを送ると、その先には相棒のFWルイス・スアレスが待っていた。スアレスは左45度の位置にカットインすると、ファーサイドに向けてシュート性の弾丸クロスを放ち、そこに走り込んできたカバーニがヘディングで決めた。鮮やかすぎるコンビプレーが、ウルグアイにアドバンテージをもたらした。
グループリーグを唯一無失点で突破してきたウルグアイに先制点を渡してしまったポルトガルは、ボール保持率を高める流れになったものの、同時に高速カウンターの脅威にもさらされた。スアレスの低弾道フリーキックをGKルイ・パトリシオのファインセーブでしのぐ場面も作られたポルトガルは、エースのFWクリスティアーノ・ロナウドがシュートに持ち込めそうな場面になれば強烈なマークを受けた。同32分にゴール正面の約20メートルから狙ったフリーキックも壁に阻まれ、ゴールとはならなかった。
結局、前半はウルグアイが1-0でポルトガルをリードして終了した。直前のゲームでアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、フランスに敗れて大会から姿を消したが、サッカー界のベストプレーヤーを競う双璧であるロナウドもまた、敗退の危機に瀕している。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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