C・ロナウド&メッシの二大スター W杯「決勝T無得点」の不名誉なジンクス破れるか
今大会すでに4ゴールを挙げているロナウドは堅守のウルグアイに挑む
ロシア・ワールドカップ(W杯)はついにベスト16が出揃い、負ければ終わりのトーナメントがスタートする。この大舞台で注目されるのは、やはり世界最高という評価を二分するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとアルゼンチン代表FWリオネル・メッシだろう。ともに4大会連続出場となる両選手だが、実はW杯決勝トーナメントでは無得点が続いている。
2006年ドイツ大会でW杯デビューを果たしたロナウド。背番号17を背負っていた若き日のカリスマは、グループリーグのイラン戦でPKによるW杯初ゴールを挙げ、ポルトガルもベスト4に躍進した。
続く2010年南アフリカ大会では7-0で圧勝した北朝鮮戦でゴールを決めたが、ロナウドは2大会連続1ゴール。ポルトガルもベスト16で敗退した。2014年ブラジル大会ではグループリーグ第3戦のガーナ戦で決勝ゴールをマーク。しかし、初戦でドイツに0-4と大敗したのが響き、3位でグループリーグ敗退の屈辱を味わった。
過去3大会で通算3得点だったロナウドだが、今大会では初戦のスペイン戦でいきなりハットトリックを達成。モロッコ戦でもダイビングヘッドで決勝ゴールを奪い、これまでの通算ゴール数を1大会で上回る活躍を見せている。
ポルトガルは決勝トーナメント1回戦でここまで唯一、無失点を続ける堅守のウルグアイと対戦する。その鉄壁の守備を破り、自身の不名誉な記録をストップしたいところだ。
page1 page2