歴史の扉を開く! 本田圭佑、16強ベルギー戦勝利に自信「弱点はピックアップしている」
日本とベルギーの戦力差を分析「分が悪い」 その一方で2010年W杯16強との違い指摘
日本代表は現地時間30日、7月2日のロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦ベルギー戦に向けて、ベースキャンプ地のカザンでトレーニングを行った。取材に応じたMF本田圭佑は、対戦国ベルギーについて「弱点はピックアップしている」と自信を漲らせた。
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日本は2002年大会、2010年大会と過去二度、16強に挑戦していずれも敗れている。そうして今回、三度目のチャレンジとなるベルギー戦を迎える。ここで勝利すれば、日本史上初のベスト8進出となるなか、本田はベルギーについて「近年とにかく力をつけている印象。今では強豪国と言われるようなブランドを近年で築いた」と評した。
FIFAランク61位の日本に対して、ベルギーは同3位の強豪だ。FWエデン・アザール(チェルシー)やFWロメル・ルカク(マンチェスター・ユナイテッド)ら強力なタレントを擁する。そんな相手に分析を進めているという本田は、「弱点はいくつかピックアップしている。プラスアルファ、今日も試合を見てまた新たに気付けたところがあればそれもしっかり共有したい」と意気込んでいる。
本田自身は2010年南アフリカ大会16強でパラグアイとの試合を経験。0-0のままPK戦の末に敗れたが、当時とは「精神的なところで明らかに違う」と語る。その理由は選手たちの経験値だと指摘した。
「10年経験した選手がまだ何人もいるということが明らかにビッグアドバンテージだということは間違いない。その余裕がある状況でチャレンジできる状態で勝てるかどうか。分が悪いという戦力だと思う。なので、必ずプラスアルファが必ず要求されるし、果敢に思い切って楽しみながらプレーしたい」
ベルギーとの戦力差を冷静に比較し、「分が悪い」としながらも、楽しみながらプレーしたいと力を込めている。
(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)