「拍手される韓国、ブーイングされる日本」 日韓の“皮肉なコントラスト”に韓国紙言及
韓国はGL敗退も最終戦でドイツ撃破 日本は決勝T進出も消極的戦術でブーイング
日本代表は現地時間28日、ロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ最終戦でポーランドに0-1で敗れた。通算1勝1分1敗の勝ち点4にとどまったが、同時刻に行われた試合でコロンビアがセネガルを1-0で撃破。セネガルと勝ち点、得失点差、総得点、直接対決の成績で並び、イエローカード2枚差と「フェアプレーポイント」で上回り、紙一重で決勝トーナメント進出を果たした。これに対し、韓国メディアが辛辣な言葉を投げかけている。
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ポーランド戦に引き分け以上で自力のグループリーグ突破が決まるなか、日本は後半14分に被弾。そのまま終えると他会場のコロンビア対セネガル戦の結果次第という状況となり、この時点では日本も反撃の意思を見せていた。しかし後半29分にコロンビアが先制したという情報が日本ベンチに入ると状況が一変。後半37分、FW武藤嘉紀に代わってMF長谷部誠を投入し、以降の日本はリスクを負って攻めるのを止めた。
試合終盤に見せた消極的なパス回しは、世界各国のメディアから批判の的となっているが、韓国紙「中央日報」も「ベスト16進出叶わず拍手される韓国、ベスト16進出を決めてブーイングされる日本」と特集。「フェアプレーの点数に通じてベスト16に進出するチームとはかけ離れた姿を見せた」と辛辣な言葉で報じている。
前日の27日、グループFの韓国は格上ドイツを2-0で撃破。グループリーグ敗退となったものの、前回大会王者にアップセットを食らわせ、勝利で大会を終えていた。次なるステージに進んだのは日本だったが、韓国メディアはドイツ撃破に沸き立つ母国の現状と照らし合わせ、日本に皮肉な言葉を送っていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)