GK川島の“神がかり的プレー”を英メディア絶賛 「英雄的セーブで国民の心を鷲掴み」
ポーランド戦に0-1で敗れるも、好プレーを披露して過去2戦の汚名を返上
日本代表は現地時間28日、ロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ最終戦でポーランドに0-1で敗れた。コロンビアがセネガルを1-0で撃破したため、イエローカード2枚差と「フェアプレーポイント」でセネガルを上回り、紙一重で決勝トーナメント進出を果たした。この試合でスーパーセーブを見せたのがGKの川島永嗣だった。
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前半32分、ポーランドに左サイドからクロスを上げられると、MFカミル・グロシツキに頭で合わせられる。ヘディングシュートは枠を捉えていたが、川島は鋭い反応で横っ飛びを披露し、かろうじて右手一本で弾き出した。
ゴールラインテクノロジーでのチェックも入り、ボール半個分はラインを越えていたものの、ライン上でかき出した好セーブに、英メディア「Dream Team」も賛辞を送った。
「グロシツキのヘディングに対し、カワシマは超人的なセーブを見せた。これほどの素晴らしいセーブは、長い、本当に長い間、見ることがなかった」
記事では、川島は初戦のコロンビア戦(2-1)、第2戦のセネガル戦(2-2)で不安定なパフォーマンスで落胆をもたらしていたと指摘した一方で、「今回のポーランド戦の英雄的セーブで、国民の心を再び鷲掴みにした」と、日本の窮地を救うプレーを絶賛している。
7月2日の決勝トーナメント1回戦では、優勝候補ベルギーとの対戦が決定。FWロメル・ルカク、MFエデン・アザール、MFケビン・デ・ブライネら今大会屈指の攻撃陣を擁する“レッドデビルズ(赤い悪魔)”にアップセットを果たすには、川島の神がかったパフォーマンスが不可欠になるだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)