「天才が僕に素晴らしいパスをくれた」 ブラジルの16強進出を決めたアシストを同僚絶賛
バルサコンビで奪った先制点
ブラジル代表は、現地時間27日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ最終戦でセルビアと対戦し、2-0の勝利を収めて決勝トーナメント進出を果たした。この試合で先制点を奪ったMFパウリーニョは、アシストとなるパスを出したFWフィリペ・コウチーニョを絶賛し、「天才だ」と褒め称えた。スペイン紙「マルカ」が報じている。
勝ち点1以上でラウンド16進出が決まるブラジルは、序盤から主導権を握ると、前半36分に試合を動かす。中盤でボールを受けたコウチーニョが、相手左サイドバックとセンターバックの間に絶妙なパスを送った。これを引き出したパウリーニョは、前に飛び出してきた相手GKの頭上を越すループシュートを放ち、待望の先制点を奪った。この得点を機に上手くゲームをコントロールしたブラジルは、後半にもDFチアゴ・シウバのゴールで加点し、2-0で勝利を手にした。
貴重な先制点を決めたパウリーニョは、「僕はいつもスペースを探している。それが最初の得点を決めることができた要因だ」と、得点シーンを振り返った。そして、このゴールを演出した、バルセロナでも同僚のコウチーニョに称賛の声を上げた。
「天才コウチーニョが僕に素晴らしいアシストをくれたことで得点することができた」
直前に、ドイツの敗退という衝撃的な出来事があったなか、冷静沈着に試合を進めて16強進出を決めたブラジル。パウリーニョは、「ドイツに何が起こったのかについてコメントはしないし、心配もしていない。我々の目標はラウンド16に到達することだった」と語り、さらに厳しい戦いが待つノックアウトステージへと目を向けていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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