西野監督の“賭け”にコロンビアメディアも衝撃 「ナンセンスな死んだ試合」と皮肉も
スタメンを6人変更する大胆采配に驚き
日本代表は現地時間28日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第3戦でポーランドに0-1で敗れたが、同勝ち点で並んだセネガルを「フェアプレーポイント」で上回り、コロンビアとともに決勝トーナメント進出を決めた。スペイン紙「AS」のコロンビア版は、セネガル戦で決勝点を決めたDFジェリー・ミナ(バルセロナ)のゴールのお陰で日本がグループリーグを突破したと報じている。
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記事では「日本はお祭りだ。ミナのゴールと警告数の少なさで16強に進出した」との見出しが立てられ、「日本はポーランドにリードを許し、15分間、決勝トーナメントに行けない時間帯があったが、バルサのセンターバックのゴールとイエローカードの数がセネガルよりも少なかったことで、2位の座をつかんだ」と伝えた。
先発メンバーを大幅に入れ替え、引き分け狙いとも取れた西野采配は、コロンビアにも衝撃を与えていた。同メディアも「驚くことに西野監督はスタメンの半数以上となる6人をセネガル戦と入れ替え、違う選手をスタメンで起用。日本の攻撃を担うイヌイを外し、すでに1枚イエローカードをもらっている中盤の要、ハセベも控えに回した」と紹介。「日本はFWのムトウとオカザキが前線からプレッシャーをかけ、(引き分け狙いで)試合をコントロールしようとしたが、緊張感を欠き、それを続けることはできなかった」と試合を分析した。
そして先制点を許した後、時間稼ぎを意識した消極的な戦い方を日本が行ったことは奇妙に映ったようで、同メディアも次のようにバッサリと斬っている。
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