ドイツ守護神ノイアー、GL敗退の現実に本音吐露 「上手くいったとしても終わりだった」
前回王者がまさかのグループ最下位で敗退「非常に苦々しく、単純に情けない」
ドイツはロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグを1勝2敗で終え、同国史上初の1次リーグ敗退となった。前回大会覇者がグループ最下位に沈む屈辱を味わったが、守護神のGKマヌエル・ノイアーは仮に決勝トーナメント進出を果たしていたとしても、ベスト16敗退は不可避だったと吐露している。スペイン紙「マルカ」が報じた。
ドイツは現地時間27日のグループリーグ最終戦、韓国に勝てば決勝トーナメント進出が見える状況下で、ゴールを奪えずに0-2で敗戦。ビハインドのなか、奇跡の逆転を狙って攻撃参加したGKノイアーは試合後に口を開いた。
「もしも今日上手くいったとしても、次の試合かその次で我々は終わりだっただろう」
今季ノイアーは左足中足骨骨折で長期離脱していたが、大会直前にマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンからレギュラーの座を奪回。しかし、韓国戦では失点を止められず、たとえ韓国相手に勝ったとしても、決勝トーナメントを勝ち抜く力はなかったと潔く認めている。
「我々はそれ(決勝トーナメント進出に)に値しなかった。これはかなり明確なことだ。責任は我々にある。非常に苦々しく、単純に情けない」
覇気なく敗れたドイツで、守護神の反省の声は止まらなかった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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