W杯デビューの槙野、レバンドフスキ封じで手にした自信「それなりの手ごたえはある」

槙野は“対レバンドフスキ”に関して一定の手ごたえを得たようだ【写真:Getty Images】
槙野は“対レバンドフスキ”に関して一定の手ごたえを得たようだ【写真:Getty Images】

31歳にして待望のW杯デビュー「忘れられない一戦になった」

 日本代表DF槙野智章は、28日のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第3戦のポーランド戦でフル出場。試合は0-1で敗れたが、自身初となる大舞台のピッチに「忘れられない一戦になった」と語った。

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 バヒド・ハリルホジッチ前監督から目を掛けられ、日本代表に定着してアジア予選から戦ってきた槙野。W杯について「夢ですよ、やっぱり」と語り、大舞台を待ち焦がれていた。31歳にしてのW杯デビューは、8日の国際親善試合スイス戦(0-2)以来のゲームだった。それだけに「コンディションでは上手く練習できていたものの、試合までにメンタルを作るのが大事だった。僕は2週間近くあった。まして突破が懸かって、気候の難しい場所。プレッシャーもあったけど楽しもうと言っていた」と、違う難しさもあった。

 DF吉田麻也とコンビを組んだ槙野のミッションは、相手エースのFWロベルト・レバンドフスキを封じること。試合にこそ0-1で敗れたが、“対レバンドフスキ”に関しては一定の手ごたえを得たようだ。

「今日までに時間があったので、彼のプレー集をもらって、ブンデスの選手からも情報をもらって、プレースタイルを頭に叩き込んでゲームに入った。セットプレーのマークも彼だった。吉田選手との間にいる時は、僕がハッキリつく役割にした。彼を自由にしないのが大きな仕事だったので、それなりの手ごたえはある」

 大会に向け、槙野は準備に全力を注いできた。フィジカル面はもちろん、情報を頭に入れることに貪欲だった。それは、彼自身の言葉からもうかがい知れる。

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