W杯4回出場の名GKが西野ジャパンに物申す 「大きなギャンブル」「日本はアウト」
ケラー氏は1点ビハインドで攻めない戦術に疑問「同点弾が決まってしまったら…」
日本代表は28日のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第3戦でポーランドに0-1で敗れながら、警告数などを含めた「フェアプレーポイント」でセネガルを抑え、グループ2位で決勝トーナメント進出を果たした。W杯出場4回を誇る往年の名GKは、コロンビアの勝利を期待した他力本願の戦術に強い疑問を呈している。
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グループリーグ2試合では、ダイナミックなサッカーで世界から評価を勝ち取っていた西野ジャパン。しかし、ポーランド戦終盤の戦いぶりは波紋を呼んでいる。
「日本は16強に相応しいのか?」と特集したのは、米スポーツ専門テレビ局「ESPN」だった。
同カードの解説を務めた元アメリカ代表GKケーシー・ケラーは、トットナムなどプレミアリーグ、ブンデスリーガ、リーガ・エスパニョールで活躍。米代表GK史上最多の102試合出場記録を持ち、W杯にも4回出場しているが、リードを許した状況で日本が消極的なパス回しに転じたことについて、「まだ試合は終わっていませんでした。コロンビア戦は続いていたのです。同点弾が決まってしまったら、日本はアウトですよ。彼らは0-2にされることに巨大な恐怖心に襲われたのでしょう」とケラー氏は厳しい表情で語った。
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