“フェアプレーポイント”での決着にイタリアで大議論 「審判次第」「抽選よりマシ」
日本の消極的なパス回しは「それで勝ち上がったんだからニシノの勝利」
日本代表はロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ最終戦で、ポーランドに0-1で敗れたが、セネガルとの2位争いをフェアプレーポイントの差で制した。この決着がW杯史上初であることを伝えたイタリアのサッカー専門サイト「カルチョメルカート・コム」では、順位決定方法についてコメント欄で大きな議論が巻き起こっている。
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日本は0-1とビハインドを背負って迎えた残り15分ほど、リスクを冒して攻めようとはしなかった。それは同時進行のセネガル対コロンビア戦でコロンビアが1-0と先制し、追加失点さえ喫さなければグループリーグを突破できることが決まっていたからだ。その点については、結果至上主義のイタリアらしく「それで勝ち上がったんだから、ニシノ(西野朗監督)の勝利」と触れられている。
それよりも白熱しているのは、順位決定方法の議論だった。W杯では、勝ち点、得失点差、総得点、直接対決の結果、フェアプレーポイント、抽選の順番で順位が決まる。このフェアプレーポイントの是非について、様々な意見が飛び交っている。日本とセネガルの差は、イエローカード2枚分という僅差だった。
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