各大陸のGL突破率は? 南米と欧州で16枠中14枠を占有、日本はアジア唯一の決勝Tへ

(上から順に)ブラジル代表、フランス代表、メキシコ代表、日本代表【写真:Getty Images】
(上から順に)ブラジル代表、フランス代表、メキシコ代表、日本代表【写真:Getty Images】

南米は80%、欧州は71.4%の突破率をマーク 残り2枠にメキシコと日本

 ロシア・ワールドカップ(W杯)はグループリーグ全日程を消化し、決勝トーナメント進出の16チームが出揃った。32チームから半数が脱落したことになるが、地域間の突破率はどうなったのだろうか。

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 今大会はロシア開催で、UEFA(欧州サッカー連盟)への加盟国であるため、欧州から14チームが出場。南米から5チーム、北中米カリブ海から3チーム、アフリカから5チーム、アジアから5チームが集まった。

 そのなかで、やはりサッカーの中心である欧州と南米は高い突破率をマークした。トップに立ったのは南米で、ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ、コロンビアの4チームが突破。敗退したのはペルーのみで、突破率は80%にのぼった。FWリオネル・メッシを擁するアルゼンチンは最後の最後まで敗退に危機に瀕したが、底力を見せるように勝ち上がった。

 欧州は10チームが突破を果たし、その突破率は71.4%となった。前回王者のドイツが敗退した4チームに含まれるのはサプライズだが、グループ内に2カ国が入っての“潰し合い”が発生することもあると考えれば、やはりその強さは際立っている。

 この2地域だけで、すでに16チーム中の14チームの座席が埋まった。残りの二つを手にしたのは北中米カリブ海のメキシコと、アジアの日本だった。

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