絶叫、パンチ、涙あり… アルゼンチン劇的弾、母国アナウンサーの“エモすぎる実況”が話題
「絶対諦めちゃダメなんだ、諦めるなんてダメだ!!」
さらに感極まったのは1-1で迎えた後半41分、DFマルコス・ロホの値千金の決勝ボレーだ。「マスチェラーノ、パボン、メルカド……」とパスが渡った選手の名前を口にするところまでは落ち着いていたが、ロホのボレーが決まるともう止まらなかった。
まずは「ゴーーール、ゴーーーール! アルヘンティーノ、アルヘンティーノ! アルヘンティーノ!! ロホ!!!」と絶叫。そして「絶対諦めちゃダメなんだ、諦めるなんてダメだ!!」と涙ながらに訴えかけると、マイクを手から離す。両手で頭を抱えて両手で顔を覆い、涙を浮かべつつ力強く机に拳を叩きつけた。
実況アナとしては異例すぎる行動だが、同紙は「実況がアルゼンチンのゴールで思わず涙」とのタイトルで紹介。本人も自身のツイッターで「絶対に諦めないんだ! みんなずっと信じなきゃいけないんだ! 行こうぜ、アルゼンチン」と実況でも絶叫した言葉を記している。この情熱こそが、逆境にあってもアルゼンチンがたくましく闘えた原動力なのかもしれない。