柴崎が明かす“消極的パス回し”の真相 ベンチからの指示と言葉に滲んだ“葛藤”

「グループリーグで見せた日本の一体感を示して進みたい」

 見据えるものは負けたら終わりの決勝トーナメント。ポーランド戦のような戦い方は全く許されなくなる。それだけに柴崎もこう覚悟を語っている。

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「このワールドカップの日本の歴史上、(ベスト)16の壁は越えたことがない。それを越えることを目標に進みたい。その先は未知の世界だけど、ベルギーかイングランドか分からないけど、グループ(リーグ)で見せた日本の一体感を示して進みたい」

 選手もサポーターも不本意な形での16強進出。それだけ結果にこだわったということは、ベルギーもしくはイングランド相手にも勝たなければ、さらに厳しい声が飛ぶ可能性も否定できない。

「僕らもロッカールームで、これからだぞ、と。次からが本当の勝負というか、勝負どころは次にある。選手だけでなくスタッフもそうだし、サポーターとともに次のラウンドに進みたい。それを達成できるように、僕らはピッチで全力を尽くしたい」

 柴崎は一戦必勝の舞台でどれだけ輝くことができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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