日本の美文化がW杯で浸透中 GK川島も日本サポーターのゴミ拾い絶賛「素晴らしい」
日本サポーターの行動から他国へ拡大 「その始まりに日本」でGK川島も誇らしげ
世界中が注目する国際舞台で、日本の美文化が注目を集めている。ロシアで開催中のワールドカップ(W杯)で日本人サポーターがゴミ拾いする姿が話題となり、他国にもその影響が波及。28日のW杯グループリーグ第3戦ポーランド戦に向けた前日会見に出席したGK川島永嗣は、「そのメンタリティーが評価されるのは素晴らしい」と絶賛している。
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19日のW杯初戦で南米の強国コロンビアを2-1と撃破した日本は、下馬評を覆す金星で世界中に衝撃を与えた。その一方で脚光を浴びたのが、日本サポーターが試合後に見せた振る舞いだ。試合後のスタンドで袋を持ち、積極的にゴミを拾って回り、対戦国サポーターにも声をかけてゴミを集める姿が世界中で話題となった。
そうした日本サポーターの行動はW杯を通じて徐々に浸透し、第2戦(2-2)で対戦したセネガルをはじめ、ウルグアイなど各国サポーターへと広がりを見せている。そうした日本の美行動が評価され、拡大している状況を受けて、川島は「何か素晴らしいことをするのは大前提で、それが広がっていくのは素晴らしい」と語り、日本が模範となっていることを誇らしく感じているようだ。
「これが広がって、いろいろな国にもそういう意識が出るなら素晴らしい。その始まりに日本があって、そのメンタリティーが評価されるのは素晴らしい」
いまやW杯名物となった感もある日本サポーターの行動だが、このまま浸透していけばワールドスタンダードなものになるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)
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