「フェアプレーを汚した」「恥だ」 日本の他力本願な“消極的パス回し”を海外ファンが非難
0-1とリードされながら、他会場の状況を見て“守ること”を選択
日本代表は現地時間28日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第3戦のポーランド戦で、0-1の敗戦を喫した。同時刻にキックオフされたグループHのもう1試合で、コロンビアが1-0でセネガルを下したことで、セネガルと勝ち点、得失点差、総得点、直接対決の結果で並びながら、「フェアプレーポイント」で上回り勝ち上がりを決めた。
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ファウルの少なさで九死に一生を得た日本だが、ポーランド戦の終盤で展開された両軍の消極的なパス回しにより、世界のサッカーファンからはツイッター上で「フェアプレーを汚した」「恥だ」など非難する声が上がっている。
コロンビア戦とセネガル戦の先発から6人の入れ替えを行った西野朗監督は、後半14分に先制点を許し1点を追う状況だったが、他会場でコロンビアが先制したとの情報を得ると、攻めるのを止めた。
同37分にFW武藤嘉紀を下げ、ボランチの長谷部誠を守備固め要員として投入。同点ゴールを目指すよりも、警告も失点も絶対にせず、セネガル対コロンビアの試合結果に運命を委ねるという他力本願の采配に切り替えた。
酷暑の中での試合となったなか、ポーランドもこれに呼応するように最終ラインでボールを回す。両者が攻め合う姿を期待したスタンドのサポーターは、無気力にも映るサッカーにブーイングをした。
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