なでしこの「シンデレラガール」再び 川澄が4強英国戦でリベンジ弾狙う
今大会の無得点のアタッカー。 11年ドイツ大会準決勝での2ゴール再現なるか?
なでしこジャパンが7月1日(日本時間2日)、女子ワールドカップカナダ大会の準決勝イングランド戦を控える中、優勝した2011年ドイツ大会準決勝で2得点を決めているMF川澄奈穂美(INAC神戸)はドイツ大会で唯一の黒星を喫したサッカーの母国へのリベンジを誓った。
「すごく楽しみな気持ちが大きい。やはりこういった舞台で準決勝までこれたというのは、仲間やサポートしてくれている皆さんのおかげだと思う。大好きなサッカーを楽しみたい」
W杯2大会連続でベスト4入りに貢献したアタッカーは決戦を前にまず周囲への感謝を口にした。準決勝では開催国カナダを2-1で下したイングランドと戦うことに。優勝した前回の11年ドイツ大会では、大会を通じて唯一敗れた相手でもある。
「自分もみんなもそうだと思うがある程度意識しているところ」と語り、リベンジに懸ける気持ちの大きさを明らかにしている。
イングランドとは過去4試合の対戦で2敗2分け。日本が一度も勝ったことがない天敵だ。なでしこジャパンの背番号「9」は、相性の悪いサッカーの母国への警戒を強めている。
「やっぱりサッカーといえばイングランドなので、そういったチームとできるのはすごく楽しみ。自分たちは過去イングランドに勝ったことがないので、そういった意味でもチャレンジャーとしてぶつかっていけるんじゃないかと思う」
毎試合ヒーローが誕生しているなでしこJ、川澄も得点は「 もちろん意識」
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