大迫は「素晴らしい」「クレバーだ」 W杯での躍動に新天地ブレーメン幹部が賛辞
今夏7.6億円で獲得した価値を証明 独紙「ブレーメンを喜ばせている」
日本代表FW大迫勇也は、今オフにケルンから古豪ブレーメンへの移籍が決定した。ロシア・ワールドカップ(W杯)では1トップのレギュラーとして質の高いポストプレーと1ゴールを決めており、新シーズン開幕前からブレーメン首脳陣の評価を高めているようだ。ドイツ紙「ビルト」は、「オオサコがブレーメンを喜ばせている」と報じている。
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大迫はロシアW杯で、2試合連続1トップとして先発出場している。初戦コロンビア戦では開始3分に突破からのシュートでPK奪取につなげ、後半にはCKからヘディングで決勝点を奪った。セネガル戦ではゴールこそ奪えなかったが、体を張ったポストプレーは冴え渡っていた。
日本では、そのプレーの凄さを表す「半端ない」が一躍流行語となっているが、ストライカーの活躍ぶりはドイツでも急上昇している。
大迫はすでに移籍金600万ユーロ(約7億6000万円)で、今夏ケルンからブレーメンへ移籍することが決まっている。そのブレーメンのマネジャーを務めるフランク・バウマン氏はW杯での活躍を目の当たりにし、「ユウヤは前線で素晴らしい仕事をしている。非常にクレバーだ」と賛辞を送っている。
「強靭なセネガル人とやり合うのは簡単なことではない。初戦では決勝ゴールも決めた。我々もこの活躍に満足しているよ」
昨季はケルンでリーグ最下位に終わり、キャリア初の降格を味わった。大迫自身も4得点と不完全燃焼な1年を過ごした。しかし、新天地ブレーメンでの挑戦が決まった今は、気持ちも新たにロシアのピッチで躍動している。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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