なぜポーランドは早期敗退した? 数字に見るレバンドフスキと大舞台での低調さ
ポーランドは2連敗で敗退決定、レバンドフスキはいまだW杯ノーゴール
日本代表は現地時間28日、ロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ最終戦でポーランド代表との対戦を控えている。日本にとっては決勝トーナメント進出をかけた重要な一戦となる一方、ポーランドは2連敗ですでに敗退が決定している。
W杯欧州予選では、8勝1分1敗で首位通過を果たしていたポーランド。グループHを突破する有力候補だったチームに、一体何が起こったのか。その原因の一つに挙げられるのが、FWロベルト・レバンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン)の不発ぶりだ。今大会では2試合180分間フル出場しているが、いまだ無得点となっている。
レバンドフスキは欧州予選で10試合16得点と大爆発。同予選における歴代最多得点記録を樹立するほどの圧倒的な得点力を見せつけた。
一方、そんなエースには大会前から一つの懸念があった。代表での主要国際大会参戦は、2012年と16年の欧州選手権(EURO)に続き今回が3回目となるレバンドフスキ。12年のEUROでポーランドはグループリーグ敗退を喫したが、レバンドフスキは3試合1得点。続く16年のEUROでチームはベスト8まで進出したものの、5試合1得点に留まっていた。そして今大会は2試合でノーゴール。主要大会においては、通算10試合出場でわずか2得点しか記録していないのだ。
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