駆け上がったJ1の舞台

　武藤は、2014年にプロのキャリアをスタートさせた。開幕戦から先発出場を遂げると、夏ごろから得点を量産。最終的にはリーグ新人最多得点記録に並ぶ13ゴールを挙げた。同年には日本代 表にも招集され、Jリーグでも史上3人目となる、ルーキーイヤーでのベストイレブン選出を成し遂げた。
　さらに今季は開幕戦からゴールを重ね、1stステージを終えて10得点。得点王争いに絡む活躍で、FC東京の絶対的エースの座を確固たるものにした。
　そして今夏、欧州への移籍が決定している。プレミアリーグ王者のチェルシーからもオファーを受ける中、日本代表の先輩FW岡崎慎司が、エースとして活躍したドイツ1部のマインツを新天地に選んだ。