ブラジルがパウリーニョの一撃で先制! グループ首位通過へ、セルビアに1-0リードで後半へ
マルセロが序盤に交代するアクシデント
サッカー王国ブラジルが、ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント進出へ前進した。現地時間27日のグループリーグ第3戦のセルビア戦で、前半36分にMFパウリーニョが先制点を挙げて1-0で折り返した。
第2戦を終えて1勝1分のブラジルは、このセルビア戦で引き分け以上の結果を残せば決勝トーナメント進出が決まる。直前の試合で前回王者ドイツが敗退するという衝撃的な光景が起こったばかりだが、ブラジルは負傷によりDFダニーロとFWドウグラス・コスタがこのゲームを欠場した。
立ち上がりから攻勢に出たブラジルだったが、いきなりアクシデントに襲われた。相手選手との接触で頭を打ったDFマルセロがプレー続行不可能をアピール。前半10分にして早くもDFフィリペ・ルイスとの交代を余儀なくされた。
ブラジルはFWネイマールとFWガブリエル・ジェズスが、それぞれペナルティーエリア内左サイドから侵入し、至近距離からシュートを放つビッグチャンスを作り出したが、いずれもシュートは相手GKかDFにブロックされて得点ならず。
それでも同36分、ブラジルは中盤でMFフィリペ・コウチーニョがボールを持つと、浮き球を最終ライン背後に供給。そこに飛び出してきたパウリーニョが冷静に飛び出してくるGKをかわすループシュートを決めてブラジルが先制。1点リードで前半を終えた。
同時刻開催のスイス対コスタリカは、スイスが1-0で前半を終了。このままのスコアで終われば、得失点差によりブラジルが1位通過、スイスが2位通過となる。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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