「ヤヤ・トゥーレは出てくる」 日本代表が相手キーマンの強行出場を想定し対策を講じる
酒井高徳は所属クラブでチームメートのボカにも警戒
一方、酒井とチームメートで、昨年までシュツットガルトに在籍したFW岡崎慎司(マインツ)の親友でもある相手のサイドバックのボカも相手の攻守のキーマンだが、酒井は「ボールを持つ能力が高いし、スルスルと上がってくる。チームでも、その力を発揮している。向こうはW杯に慣れていると思うんで、そういうアドバンテージはあると思う」と説明している。
身体能力で勝る相手に対しては「1人で守るというより、チームで守る。自分のポジションでも、一番近いセンターバック、ボランチと連動して対応することを徹底できれば大崩れはしないと思う」と語り、守備的な連動性の重要性について話していた。
鹿児島・指宿合宿での膝の故障でリハビリを続けてきた酒井だが、チームのオフとなった10日には休日返上でトレーニングを行い、必死にコンディションを高めた。
「他より遅れてスタートしているんで。けっこうやりましたね。ジョギングだけチームメートに混ざって、ほかのメニューは1人で(トレーナーの)早川さんとやっていた。フィジカルも自分の中で足りないなと思っていたし。コンディションは上がってきている。(出場は)いろんな状況があると思うし、どの試合も難しくなると思う。自分の役割を監督から聞いて入らないといけない。どんな場面でも、途中からでも先発でも、入って100%できないといけない。準備をしっかりとやりたい」と復調に自信を見せていた。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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