ロシアW杯の「最多ボールロスト選手」は? 意外なスーパースターが1位にランクイン
ブラジルの至宝ネイマールが1試合少ないにもかかわらず15回を記録
ロシア・ワールドカップ(W杯)は、グループリーグの戦いが佳境を迎え、続々と決勝トーナメント進出国が決定している。英メディア「WhoScored.com」は公式ツイッターで、「ネイマールはこの大会において最もボールロストが多い選手」と伝えている。
同メディアによれば、ブラジル代表FWネイマールは2試合終了時点でボールを15回失っているという。一方で、大会初陣のスイス戦(1-1)ではW杯史上2番目に多い1試合でファウル10回受け、何度もピッチに打ち付けられた。続くコスタリカ戦(2-0)では今大会初ゴールでチームの勝利に貢献したが、足首を削られて満身創痍の状態とも言われる。ボールロストの数の多さは、カナリア軍団のエースに対するマークがそれだけ厳しいということの現れだろう。
2位は、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシとロシア代表FWヒョードル・スモロフの14回。4位にオーストラリア代表MFトム・ロギッチ(11回)、5位にペルー代表MFアンドレ・カリージョ(10回)がランクインしている。ただし、いずれの選手も3試合を消化しての数字であり、1試合少ないネイマールのボールロスト数が際立つ格好になっている。
ネイマールは勝利したコスタリカ戦後、エースの重責からピッチに泣き崩れた姿が話題となった。勝ち上がれば勝ち上がるほど厳しいマークが予想されるが、そのハードルを乗り越えてこそ、世界最高の座を手に入れる資格がある。まずは、現地時間27日のグループリーグ突破を懸けた最終戦セルビア戦でどのようなプレーを見せるのか、真価が問われる。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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