元米国代表選手がなでしこを絶賛 「今大会で最も美しいサッカー」

アメリカでも話題

 なでしこジャパンは、23日の女子ワールドカップカナダ大会決勝トーナメント初戦でオランダ代表を2-1で撃破し、2大会連続のベスト8入りを果たした。元アメリカ代表選手が、日本の活躍に米メディアで「今大会で最も美しいサッカー」「可憐(かれん)なサッカー」と絶賛している。「ESPN」が「日本が可憐なサッカーを見せる」と特集した。
 元アメリカ代表DFで代表201試合出場の経験を持つケイト・マークグラフさんは、オランダを下したなでしこについて、「この大会全体で最も美しいサッカー」と最大級の賛辞を贈った。
 また、元アメリカ代表MFで代表通算271試合出場45 得点という記録を誇るジュリー・フォーディーさんは「彼女たちは可憐なサッカーを見せている」と解説。7月5日の今大会の決勝戦で、アメリカ代表と激突する可能性のある、なでしこが披露した華麗なパスサッカーを評価している。
 フォーディーさんは「今、ツイッターやチャットなどで(日本の)可憐なサッカーに対して、アメリカは最も可憐なサッカーをしているとは言えないといわれている。これは周知の事実。勝つために可憐なサッカーをしなければいけないのかしら?」と語るなど、女性版バルセロナと称され、11年ドイツ大会を制覇した前回大会覇者の魅力あふれるサッカーはアメリカでも話題を呼んでいる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング