メッシが殻を破った!? 勝利を呼ぶ“魂の30秒間スピーチ”にファン熱狂「こんなの初めて」
今大会初ゴールで先制点をもたらすとハーフタイムには…
ロシア・ワールドカップ(W杯)グループDのアルゼンチンは、現地時間26日のナイジェリア戦で2-1と劇的な勝利を収め、グループ最下位から逆転での2位通過を決めた。FWリオネル・メッシは今大会初得点となる先制ゴールを決め、マン・オブ・ザ・マッチにも選ばれた。そんなエースがハーフタイムに取ったある行動が、「こんなメッシ見たことがない」と世界で話題となっている。
「W杯のファンは衝撃を受けた。ナイジェリアとの決戦のハーフタイムに、リオネル・メッシの行動に気づいた時に……」と特集したのは、英紙「デイリー・ミラー」だった。
前半14分、MFエベル・バネガのロングパスに抜け出すと、後ろから来たボールを左ももで流れるようにトラップ。そこからスムーズに前方へと持ち出し、利き足ではない右足でゴールネットを揺らした。
プレーではいつも通りの天才ぶりで先制点をもたらしたメッシだったが、必勝への強い思いからか、ハーフタイムに珍しい行動に出た。ピッチへとつながるトンネルでチームメイトを集めると、熱弁を振るい出した。やんちゃで知られるDFマルコス・ロホやベテランのMFハビエル・マスチェラーノら歴戦の猛者が神妙な面持ちで、普段は寡黙な男の言葉に耳を傾けた。