元プレミア名物レフェリーがVAR判定続出の余波を危惧 「選手たちは過剰になっている」

イラン対ポルトガルの試合では、3度のVAR判定が実施された【写真:Getty Images】
イラン対ポルトガルの試合では、3度のVAR判定が実施された【写真:Getty Images】

クラッテンバーグ氏がイラン対ポルトガル戦のジャッジに言及

 ロシア・ワールドカップ(W杯)グループBのスペインとポルトガルは、現地時間25日に行われた第3戦でそれぞれ勝ち点を一つずつ伸ばし、決勝トーナメント進出を決めた。ポルトガルとイランの試合ではVARが用いられる場面があったなか、その判定に対する反応が「過剰になっている」と、プレミアリーグなどで主審を務めていたマーク・クラッテンバーグ氏が問題点を指摘した。英紙「デイリー・メール」が報じた。

 イラン対ポルトガルの試合では、3度のVAR判定を実施。後半5分にポルトガルFWクリスティアーノ・ロナウドがペナルティーエリア内で倒されたシーン、同36分にロナウドのイランDFモルテザ・プーラリガンジに対する肘打ちがレッドカード相当のプレーだったか、そして終了間際にポルトガルDFセドリク・ソアレスがペナルティーエリア内でハンドを犯した場面だ。

 2016年欧州選手権決勝を捌いたクラッテンバーグ氏は、試合について「月曜(25日)の夜に完全な混乱が起こるまでは、実際VAR判定が良い大会にしていると思っていたよ。だが、ロナウドの肘打ちの件を見た時に、私は完全に困惑してしまった」と見解を述べた。

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