日本の選手も“秘策”を絶賛「なかなかできない」 世界驚愕の緻密オフサイドトラップ

西野監督が熱望、長谷部が証言「監督は絶対にかけろと言っていた」
選手も思わず「監督は勇気がある」と称賛する秘策だった。日本代表は現地時間24日、ロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第2戦のセネガル戦で2-2と引き分けた。この試合で世界中から脚光を浴びているのが、日本が仕掛けた会心のオフサイドトラップだ。W杯の大舞台で披露し、MF長谷部誠は「監督は絶対にかけろと言っていた」と証言している。
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セネガル戦の前半44分、日本は自陣ゴール右サイドでFKを献上。ピンチを迎えたなか、セネガルのキッカーがボールを蹴った瞬間、日本の守備陣が一斉前へ出て相手6人をオフサイド位置へと置き去りにした。虚を突かれ形の相手は全く反応できず、見後なオフサイドトラップを成功させた。
もともと初戦のコロンビア戦で繰り出す予定だったという。長谷部は「初戦もやろうとしたんですけど、中でやろうという選手と、止めた方がいいという選手がいたのでちょっと止めた」と振り返っている。最終ラインを統率するDF吉田麻也も「本当はコロンビア戦でやろうっていう話でしたけど、状況的に難しいかなと判断してやらなかったです」と明かした。
だが温めていた秘策をついに第2戦のセネガル戦でお披露目。「監督はその時(第1戦)もやってほしかったらしくて、2試合目は絶対にかけろと言っていた。それはもうやりました」と長谷部が舞台裏を語っている。
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