「レオは世界で最高だ」 アルゼンチン監督、母国の窮地を救ったエースのメッシを激賞

サンパオリ監督は試合後の記者会見で「レオは世界で最高だ!」と激賞している【写真:Getty Images】
サンパオリ監督は試合後の記者会見で「レオは世界で最高だ!」と激賞している【写真:Getty Images】

3トップの右に配した采配が的中「中にも外にもプレーできるように入れた」

 内紛まで囁かれた智将は、頼みの綱のリオネル・メッシとブーイングを浴びせたファンに感謝した。ロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグD組、現地時間26日のアルゼンチン対ナイジェリアは2-1でアルゼンチンが勝利し、グループ最下位から逆転での2位通過を決めた。試合後、ホルヘ・サンパオリ監督は記者会見で「レオは世界で最高だ!」と激賞している。

「選手たちは魂のこもった試合をしてくれた。この勝利と成し遂げたことは、将来の展望を明るくする」

 サンパオリ監督はこう語った。アイスランド戦での1-1ドロー、クロアチア戦での0-3完敗で“メッシ依存”が顕在化し、選手との不和も報じられた。しかし、この大一番で指揮官は右からFWメッシ、FWゴンサロ・イグアイン、MFアンヘル・ディ・マリアの3トップを並べる4-3-3システムを採用。これが前半14分のメッシの先制ゴールという形で実った。

「レオに誇りを持っているし、とても嬉しい。とても情熱的にやってくれている。大会前から彼はアルゼンチンにとっての大会の重要性を理解している。今日は3(トップ)の右サイドにメッシを入れた。中にも外にもプレーできるように、だ。いろいろと言われたけど、彼はどんな相手にもチャンスを作れるし、世界で最高だ。我々のチームに彼がいることには大きな価値がある」

 メッシはどの試合でもファンタスティックなプレーを見せているし、誰よりも上だと示している。今日の試合でもそうだった。よくメッシは代表でのプレーを楽しんでいないと言われるけど、それには同意しない」

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