「幸運にも…」 メッシ、奇跡の決勝トーナメント進出に安堵「全員を信じていた」
前半14分に待望の今大会初ゴール 負けられない一戦で輝きを放つ
アルゼンチン代表を救ったFWリオネル・メッシは、奇跡の決勝トーナメント進出を「幸運」と表現した。ロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグD組、現地時間26日のナイジェリア戦で、アルゼンチンは2-1と勝利を飾りグループリーグ最下位から逆転での2位突破を決めた。今大会初得点となる先制ゴールを決め、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれたメッシは試合後の会見で喜びを噛みしめつつ、視線をすでに決勝トーナメントに移した。
「とても難しい状況だった。ただ、全員を信じていた。この状況が難しいことはしっかり理解していたけど、幸運にもグループ突破を成し遂げることができた」
メッシは安堵感を漂わせてこう語った。初戦アイスランド戦でのPK失敗、続くクロアチア戦では完全に存在感を消されたメッシだったが、勝つしかない一戦で輝いた。
前半14分、MFエベル・バネガのロングパスを左もものトラップからスムーズに前方へ持ち出し、利き足ではない右足シュートを叩き込む。「とても拮抗した試合だった。前半はボールを持って攻撃し、ゴールも決めた」と語った通り、アルゼンチンにとって喉から手が出るほどほしい1点となった。
page1 page2